産後の腰痛について
このような悩みの方が多くご来院されます
朝の起床時に腰が痛くて、起き上がれない
オムツ替えの中腰姿勢が耐えられない
抱っこをする瞬間に激しい痛みを感じる
寝ていると腰が痛くなり、途中で目が覚めてしまう
慢性的な腰痛持ちで、産後、更にひどくなった
そもそも腰痛とは
腰痛とは疾患名ではなく、腰部を主とした痛みやはりなどの不快感といった症状の総称です。
一般に坐骨神経痛を代表とする足の症状を伴う場合も含みます。腰痛は誰もが経験しうる痛みです。
腰痛は
・特異的腰痛
・非特異的腰痛
に分けられます。
【特異的腰痛とは】
画像検査による診断や診察で原因を特定できる腰痛を指します。椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、圧迫骨折、脊椎分離症、脊椎すべり症などの疾患が主な原因として挙げられます。
原因を特定できる腰痛は全体のわずか15%程度と言われています。
【非特異的腰痛とは】
検査をしても原因が特定できない腰痛を指します。腰痛の8割以上がこの非特異的腰痛です。ぎっくり腰もこの非特異的腰痛に属し、筋肉の疲労、冷え、運動不足、精神的ストレスなどが大きく関わっていると言われています。
産後の腰痛の原因とは
骨盤・腰椎の変化
妊娠中のお母さんは赤ちゃんのために徐々に身体を変化させていきます。
お腹が大きくなることで、身体の重心が前に移動し、腰を反らせ、お腹を突き出した姿勢となり、
腰や骨盤への負担が大きくなっていきます。
出産後も抱っこや不慣れな育児の中で、更に腰や骨盤に負担をかけていきます。
ホルモン影響下での筋力と身体の柔軟性の低下
妊娠中や産後において多く分泌されるホルモン(リラキシン)の作用により、骨盤の関節は柔軟性を増し、不安定になることで痛みを生じさせます。 ホルモンの影響は骨盤だけではありません。全身の関節に作用していきます。
また、妊娠中や産後は、運動量が減少し筋力低下を招きます。
筋力が低下している中での育児の負担は、痛みを生じやすくさせます。
産後に身体の柔軟性が低下することで筋肉や骨格に過度にストレスがかかり、痛みを生じさせます。
当院の産後骨盤矯正について
負担の少ないソフトな手技で改善に導きます
ただでさえ痛みで日常生活に支障をきたしているのに、施術まで痛いとうんざりしてしまいますよね。当院の施術方法は痛みもなく、負担の少ないソフトな手技なのでご安心下さい。
「マッサージのようで気持ちいい!」と好評です。リラックスした状態で、しっかり骨盤を締めていきましょう。
ママの施術中は無料の託児つき
ママの体がしんどくて、どこかで治療を受けたいけれど、子供を預けるのが難しい。そんなお悩みをお持ちの方も多いかと思います。当院では、火曜〜金曜の午前中は専門スタッフが常駐し、施術を受けている間は、お子さんをお預かり致します。(要予約)
臨床経験豊富な院長が施術します
院長は「はり師」「きゅう師」「あん摩マッサージ指圧師」3つの国家資格取得者です。
産後骨盤矯正では延べ5,000人以上、痛みなどの臨床に関しては延べ1万人以上の施術経験を持ち、様々なケースに対応可能です。また、マタニティケア鍼灸師として、産前からのケアも積極的に行なっています。
産後の身体をケアする養生法
①休養・栄養・運動・呼吸の指導
規則正しい生活リズムにしていくことが自律神経を整えることにつながります。
起床就寝する時間帯、食事をとる時間帯を一定化することで、体内時計の時差が整います。身体に良いものを食べ、悪いものを減らす。
唯一、意識して自律神経を調整できる呼吸方法の指導もしております。
②ストレスとどう付き合っていくか
人はあらゆるストレスにさらされています。
身体的なストレス、精神的なストレス、様々なストレスが考えられます。
ストレスと戦おうとすると、交感神経が優位となり、免疫力が低下し、様々な病気や体調不良に繋がります。ストレスは「減らすか、避けるか、解消するか」が大切です。
③ 痛みの出ない身体にする
治療も大切ですが、家での過ごし方や自分でできることを日々続けていくこともとても重要だと考えます。痛みに対する治療だけでなく、痛みの出ないカラダにするべく、状況に応じてセルフケアの指導もさせていただきます。