腱鞘炎について
このような悩みの方が多くご来院されます
手首が痛くて日常が辛い
手首がうまく動かずスポーツが出来ない
病院で治療を受けているがなかなか良くならない
起床時にこわばり、痛みや腫れがある
痛くて、はさみや包丁が使えない
腱鞘炎とは
手の関節の親指側にある腱鞘(腱がずれないように支えているトンネル)と
その中を通る2本の筋肉の腱(短母指伸筋、長母指外転筋)が炎症を起こしてしまう狭窄性の腱鞘炎です。
親指の付け根から手首までの痛みがあり、親指側の手首の骨の出っ張り部分に腫れや圧痛がみられます。
40代〜60代以降や周産期の女性に多いのが特徴です。特に妊娠後期、出産直後(授乳中)に多くみられます。
腱鞘炎の原因とは
仕事や家事などによる使いすぎが原因
長期間の酷使が原因になります。
女性の場合は、更年期や妊娠・出産などでホルモンバランスが乱れる時期になりやすいことがわかっています。
近年では、片手の親指で操作するスマホの利用や同じ操作を長時間行うゲームで発症する人も多くなってきています。
腱鞘炎に対する一般的な治療
■病院での治療
一般的には、保存療法と手術療法に分けられます。
・保存療法としては、局所の安静や投薬、腱鞘内ステロイド薬の注入
・温熱療法(ホットパック・超音波)
・保存的治療に効果がない場合は、腱鞘切開術
当院の腱鞘炎の治療について
その方に合った刺激による鍼灸治療
悪い場所だけを治療するのではなく、全体の調整をすることが自律神経を調整する肝となります。例えば、耳鳴りがするといっても耳のみに問題が出ているわけではありません。今ある症状は、結果に過ぎません。病の本質は深く、根本を治療しないと意味はありません。
手足やスネ周りのツボへのアプローチ
腱鞘炎の治療において、当院では局所への刺鍼は行なっておりません。
巨刺(こし)や繆刺(びゅうし)という方法を使います。この2つは、患側とは反対側に刺針して治療する刺針法です。皆さん、最初は不思議に思われますが、腱鞘炎には非常に効果的です。
董氏楊氏奇穴を取り入れた遠隔治療
董氏楊氏奇穴(とうしようしきけつ)とは、患部ではなく、気の経路や独自のツボを利用して、患部から離れたポイントを刺激することで、血行促進、鎮痛効果、抗炎症作用、神経系の調整などの効果が期待できる鍼治療です。すぐに変化が現れる即効性の高い施術です。
腱鞘炎の回復に役立つ養生法
休養・栄養・運動・呼吸の指導
規則正しい生活リズムにしていくことが自律神経を整えることにつながります。
起床就寝する時間帯、食事をとる時間帯を一定化することで、体内時計の時差が整います。身体に良いものを食べ、悪いものを減らす。
唯一、意識して自律神経を調整できる呼吸方法の指導もしております。
ストレスとどう付き合っていくか
人はあらゆるストレスにさらされています。
身体的なストレス、精神的なストレス、様々なストレスが考えられます。
ストレスと戦おうとすると、交感神経が優位となり、免疫力が低下し、様々な病気や体調不良に繋がります。ストレスは「減らすか、避けるか、解消するか」が大切です。
からだの内側から整えていく
当院でおこなう鍼灸施術だけでなく、自宅でケアできる方法もお伝えしております。
院長は医薬品登録販売者の資格もございます。
患者さんの体質や症状によっても、ひとりひとり必要なものは異なってきます。
漢方薬やサプリメントに興味がありましたら、当院にご相談ください。