頭痛、偏頭痛について
このような悩みの方が多くご来院されます
スマホの見過ぎで目が疲れると頭痛になる
長時間のデスクワークで肩がこると頭が痛くなる
月に何度も頭痛になる状態が慢性的に続いている
頭痛がひどくなると吐き気やめまいがする
頭痛薬が手放せない
頭痛とは
原因疾患にはクモ膜下出血などの治療に急を要する疾患もありますが、多くは頭蓋内に異常がない慢性的な疾患です。
頭痛は、
・緊張型頭痛
・偏頭痛(片頭痛)
大まかに2種類に分けられます。
●緊張型頭痛とは
筋緊張性頭痛、筋収縮性頭痛ともいい、両側か頭全体にギューと締め付けられるような痛みが起こります。ときには、側頭部、おでこなどにも見られ、圧迫感や締め付け感があります。発症はゆっくりで、比較的長く続きますが、我慢できる程度のことが多いです。
●偏頭痛(片頭痛)とは
反復発作性、間欠的に起きるズキンズキンと脈打つような激しい痛みの頭痛です。目がチカチカする(閃輝暗点)などの前駆症状があり、吐き気やめまいを伴うこともあります。
成人の1割程が片頭痛をもっているとされ、特に女性に多く、男女比は1:2で女性に多いです。
頭痛の原因とは
ストレスと生活習慣の乱れが原因
緊張型頭痛と偏頭痛に共通して言える原因は、精神的なストレスが起因していると考えられます。ストレスや疲労の蓄積が筋肉や神経に負荷を与え、痛みを誘発させます。また、女性ホルモンや食べ物も誘発原因の1つです。
偏頭痛に関しては、季節の変わり目やお風呂などで体温が上昇した時などに血管が拡張され、こめかみ周辺の神経が刺激されて頭痛が起こると言われています。
また、女性ホルモンとの関連もあると言われており、生理前・生理中に頭痛を伴う方も少なくありません。
誘発因子として、チョコレート、チーズ、トマト、オレンジ、赤ワインなどの食物も挙げられます。
以下の症状を伴う場合は、早急に医療機関を受診して下さい
・突然の強烈な痛み
・手足の麻痺
・ろれつが回らない
・めまい、ふらつきがある
・嘔吐、吐き気
頭痛に対する一般的な治療
■病院での治療
・主に薬物療法が用いられる
・緊張型頭痛では、筋弛緩剤、抗うつ薬、抗不安薬
・偏頭痛では専用薬や鎮痛剤、高頻度時は予防薬を使用
・精神療法(心理療法)
■接骨院や整体での施術
・温熱療法
・電気治療
・局所マッサージ
当院の頭痛、偏頭痛の治療について
その方に合った刺激による鍼灸治療
悪い場所だけを治療するのではなく、全体の調整をすることが自律神経を調整する肝となります。例えば、耳鳴りがするといっても耳のみに問題が出ているわけではありません。今ある症状は、結果に過ぎません。病の本質は深く、根本を治療しないと意味はありません。
頭蓋骨や頭のツボへのアプローチ
頭痛の原因である精神的ストレスは自律神経を乱します。自律神経を落ち着かせる治療としてよく使われるのが頭部です。頭蓋骨の調整や頭に鍼をすることでより深いリラックス感を感じることができます。自律神経を整え、筋肉や神経への負担を緩和し、頭痛の症状を緩和させていきます。
董氏楊氏奇穴を取り入れた遠隔治療
董氏楊氏奇穴(とうしようしきけつ)とは、患部にではなく、気の経路や独自のツボを利用して、患部から離れたポイントを刺激することで、血行促進、鎮痛効果、抗炎症作用、神経系の調整などの効果が期待できる鍼治療です。すぐに変化が現れる即効性の高い施術です。
頭痛・偏頭痛を調整する養生法
休養・栄養・運動・呼吸の指導
規則正しい生活リズムにしていくことが自律神経を整えることにつながります。
起床就寝する時間帯、食事をとる時間帯を一定化することで、体内時計の時差が整います。身体に良いものを食べ、悪いものを減らす。
唯一、意識して自律神経を調整できる呼吸方法の指導もしております。
ストレスとどう付き合っていくか
人はあらゆるストレスにさらされています。
身体的なストレス、精神的なストレス、様々なストレスが考えられます。
ストレスと戦おうとすると、交感神経が優位となり、免疫力が低下し、様々な病気や体調不良に繋がります。ストレスは「減らすか、避けるか、解消するか」が大切です。
からだの内側から整えていく
当院でおこなう鍼灸施術だけでなく、自宅でケアできる方法もお伝えしております。
院長は医薬品登録販売者の資格もございます。
患者さんの体質や症状によっても、ひとりひとり必要なものは異なってきます。
漢方薬やサプリメントに興味がありましたら、当院にご相談ください。