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子どもの病気〜東洋医学の観点から〜

更新日:2022年11月30日

名古屋市千種区春岡にある首の痛み、肩こり、腰痛などの痛みの治療はもちろん、小児はり、マタニティケア、逆子治療、産後の骨盤矯正に力を入れているファミリータイズ鍼灸院です。


ついに梅雨があけましたね!


明けた途端の連日の猛暑。


皆さんいかがお過ごしでしょうか?



さて、今回は「子どもの病気」について東洋医学の観点からお伝えしていきたいと思います。




子どもの病気


早速ですが、子どもの病気ってどんなものを想像しますか?




風邪をひきやすい


咳が長引く


腹痛(便秘・下痢)


アトピー性皮膚炎


小児ぜんそく


食べが悪い


鼻炎、中耳炎、夜尿症(おねしょ)


怒りっぽい、夜泣き


etc


こういった症状が「小児はり」で良くなることを知らない人の方が多いかもしれません。



五臓という考え方




東洋医学では「五臓」という考え方があります。


この五臓が


人のあらゆる場所

(皮膚、髪、筋肉、目、鼻、口、耳、手足、爪など)


をつかさどっています。


現代でも、美味しいものや飲み物を口にしたときに


「五臓六腑に染み渡る」


なんて表現も使われますよね。


五臓というのは「肝・心・脾・肺・腎」をさします。


これらは現代医学でいう同じ名前の臓器とは別のものと考えてください。


東洋医学では内臓をモノではなく、生命活動を支える働き(機能)としてとらえています。



そして、五臓には精神(気持ち)が宿っていると考えられています。




肝:物事を積極的に計画的に実行する力(積極性)


心:すべての精神力を総括する働き


脾:思考を順序立てて組み立てる力(思考力)


肺:やってやるぞ!という意気込みを持つ力(やる気)


腎:物事を継続的にやり抜く力(根気)



現代医学では、私たち人間は、脳で考え、精神や感情も脳の反応であるとしています。


一方、東洋医学では、精神や感情も内臓がコントロールしているものと考えます。



「感情」とも密接にかかわる五臓



五臓に深く関連した「感情」もあります。


肝:怒り


心:喜び


脾:思い悩む


肺:憂い悲しむ


腎:恐れ、驚き



こういった感情の変化によって、五臓がダメージを受け、不調になってしまいます。


子どもって感情の起伏が激しくありませんか?


さっきまでニコニコ笑顔だったのに、いきなり怒ったり。


怒っていたのに、急にご機嫌になったり。



子どもは、まだこの「五臓」が発育過程にあるため精神や感情にアンバランスが生じ、様々な症状が引き起こされるということです。



反対に精神や感情のアンバランスによって、

五臓の働き自体にも影響がでてくる場合もあります。


このように、ウイルスや細菌などの外的要因だけでなく、


子どもの病気は精神や感情とも密接につながっています。


こういった東洋医学の視点を取り入れるとお子さんの病気との関わり合い方も違ってくるかもしれませんね。



次回は、五臓のタイプ別に「東洋医学でみる子どもの4つの体質」についてお伝えしていきたいと思います。



 

「こんなこと聞いても大丈夫かな?」と思ったら、すぐにご質問ください。




どんな些細なことでもお気軽にご相談ください!




本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。






#夜泣き#疳の虫#子供の便秘#小児喘息#小児はり#子供の腹痛#ファミリータイズ鍼灸院


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