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東洋医学でみる子どもの4つの体質〜①肝タイプの子(イライラちゃん)〜

更新日:2021年9月22日

名古屋市千種区春岡にある首の痛み、肩こり、腰痛などの痛みの治療はもちろん、小児はり、マタニティケア、逆子治療、産後の骨盤矯正に力を入れているファミリータイズ鍼灸院です。


前回のブログでは、子どもは「五臓」が発育過程にあるため精神や感情にアンバランスが生じ、様々な症状が引き起こされるということをお伝えしました。


今回のテーマに入る前に、もう一度「五臓」について簡単におさらいしておきましょう!



五臓とは




「肝・心・脾・肺・腎」をさします。



東洋医学では、五臓が身体の生命活動を支え、コントロールしていると考えています。

そして、それぞれに精神(気持ち)があり、感情とも密接に関係しています。



  (精神)         (感情)


肝:積極性          怒り

心:全ての精神力を総括する  喜び

脾:思考力         思い悩む

肺:やる気         憂い悲しむ

腎:根気          恐れ、驚き




これらを踏まえて、本日のテーマ「東洋医学でみる子どもの4つの体質」についてお伝えしていきますね。




子どもの体質は






① 肝タイプ(イライラちゃん)


② 脾タイプ(ゴロゴロちゃん)


③ 肺タイプ(グズグズちゃん)


④ 腎タイプ(ビクビクちゃん)


の4つのタイプに分けることができます。


今回は、肝タイプ(イライラちゃん)からご説明していきますね。



肝タイプの子のカラダの特徴



・眼の白目部分が青みがかかっている


・眉間に青筋が浮かんでいる


・目を開けて寝る


・髪の毛が立っている etc



このタイプの子どもは、



肝タイプの子どもは、体力も行動力もあり、頭の回転が早く、好奇心も旺盛です。(積極性)


しかし、行動する力、表現する力、伝える力もまだ備わっていないため、自分の思い通りにいかないことが多くなります


そこにアンバランスが生じ、イライラします。(怒り)


キーキー声を出したり、物を投げつけたり、壁に頭をぶつけたりするヒステリックな行動もみられるかもしれません。



よく見られる、出やすい症状



・寝付きが悪い


・夜泣き


・かみつき


・チック症


・頭痛


といった症状が出てきます。



肝タイプの子どもは、特に「発散」が肝心!



日中に身体を思いっきり動かしたり、思う存分泣かせることが、子どもの身体にも心にも良い影響を与えます。しっかり発散させてあげましょう。


お母さんやお父さんは大変なことも多いと思います。


ですが、この子はこういう傾向があると知っているだけでも、少し気持ちが楽になるかもしれません。


また、小児はりでケアすることでリラックスして、ヒートアップせずに気持ちを切り替えられることも増えてきます。



タイプはあくまでも目安に



ちなみに4つ体質のタイプ分けはどれも当てはまるような気がするかもしれません。

ハッキリと「このタイプ!」といえる子と、複数の体質をあわせもっている子もいます。


あくまで、「この傾向が強いかな」という目安として捉え

「このタイプの子にはこう接しないと!」とは思い過ぎないで下さいね。



お子さんの場合、小児はりで五臓のアンバランスを整えてあげるだけで、

症状が改善していきます。


特に夜泣きやかんしゃくなどは効果が高いです。


お子様の症状でお悩みの際は是非ご相談くださいね。




今回は、肝タイプ(イライラちゃん)についてお伝えしました。


次回は、家の中でゴロゴロするのが大好き「脾タイプ(ゴロゴロちゃん)」についてお伝えしていきます!



 


皆様からの疑問、ご質問は随時募集中です!


どんな質問でも結構ですので、気になったことは聞いてみてくださいね!


本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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