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赤ちゃんが夜泣きをするたった2つの理由

更新日:2022年11月30日

名古屋市千種区春岡にある首の痛み、肩こり、腰痛などの痛みの治療はもちろん、小児はり、マタニティケア、逆子治療、産後骨盤矯正に力を入れているファミリータイズ鍼灸院です。



最近、産後のママさんからお子さんの夜泣きに関してのお悩みをよく伺います。



今回は赤ちゃんがなぜ夜泣きをするのか。その理由についてお伝えしたいと思います。


〜こんなことで困っていませんか?〜


・寝かしつけからもう1時間以上。なかなか寝ない。


・布団に下ろすと泣いてしまう。俗に言う、背中スイッチに困っている。


・やっと寝たと思ったら、1時間もしないうちに起きる。


・ねんねトレーニングをやってみたけど、ギャン泣きで挫折してしまった。



まずは、赤ちゃんが眠れない理由を知ることで、


「決して赤ちゃんはママを苦しめたくて、夜泣きをしているわけではない」


ということを知っていただきたいです。



〈 目 次 〉
  1. 赤ちゃんが夜泣きをするたった2つの理由


 2.赤ちゃんの睡眠は浅くて短い

  1. 寝入るときと夜起きたときの状況が違う

  2. まとめ


1 赤ちゃんが夜泣きをするたった2つの理由

赤ちゃんが夜泣きをする2つの理由とは


① 赤ちゃんの睡眠は浅くて短いから


② 寝入るときと夜起きたときの状況が違うから


大きく分けてこの2つだけです。

これから詳しく説明していきますね。



2 赤ちゃんの睡眠は浅くて短い


赤ちゃんの眠りにはふたつの特徴があります。


ひとつは「睡眠周期」です。


私たちは睡眠中、レム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)という、ふたつの眠りを周期的に繰り返しています。


大人の場合、レム睡眠(浅い眠り)の割合は全体の2割ほどですが、


生後1歳半くらいまでの赤ちゃんはレム睡眠が全体の半分以上を占めているとも言われています。


また、ノンレム睡眠からレム睡眠へとつながる睡眠周期は、大人の場合、90分〜120分周期ですが、2歳まではこの周期が40分〜60分周期と短いのです。


そのため、浅い眠りであるレム睡眠が何度も来て、目を覚ましやすくなります。




ふたつめは「体内時計」です。


人間には1日のリズムを刻む体内時計が備わっていて、


朝になれば目を覚まし、夜になれば眠くなります。


赤ちゃんの場合、昼夜の区別がなく、数時間ごとに寝たり起きたりを繰り返しています。


まだ、体内時計が働いていない状態です。


赤ちゃんの体内時計は生後1ヶ月くらいから働き始めます。


朝昼は明るく、夜は暗くという生活をしているうちに体内時計が育ってきます。


ところが、現代では電気があるために夜も暗くなりません。


このため、体内時計がうまく働かず、夜中に起きてしまうことが、


夜泣きのひとつの原因ではないかといわれています。



3 寝入るときと夜起きたときの状況が違う


あなたは、赤ちゃんを「抱っこ」や「おっぱい」で寝かせていますか?


大人でも、夜中に何度かごく軽く目を覚ましているのですが、


すぐに次の睡眠のサイクルに入れるので気がつきません。


大人と同じように、朝まで眠れる赤ちゃんもいます。


なぜなら、目を覚ましても自分の力で次の睡眠サイクルに入れるからです。


一方で、抱っこやおっぱいでしか寝入ったことがない赤ちゃんは、


夜中に目を覚ましたときにも、次の睡眠サイクルに入るために抱っこやおっぱいが必要になります。


ここで少しイメージしてみて下さい。


もし、みなさんが寝ている間に、違う部屋の違う布団にうつされていたとしたら?


軽く目を覚ましたときに、あなたは気づきます。


「布団が違う!何で!?どうして!?何があったの!?」


慌てて飛び起きるでしょう。


不安や警戒心で一気に目が覚めます。


実は、赤ちゃんにも同じことが起こっています。


大好きな抱っこやおっぱいで寝ていたはずなのに、


いつの間にか布団の上に1人で寝ていることに驚いてしまうのです。


一度でもそんなことあったら、赤ちゃんは心配でよく眠れません。


私たち大人でもそうです。警戒心から眠りが浅くなるのではないでしょうか?


赤ちゃんが自力で睡眠サイクルに入るためには、眠りに入る瞬間と軽く目が覚めたときの状況を同じにすればいいのです。


つまり、眠るに入る瞬間は、布団やベッドの上で、抱っこやおっぱいなしで眠りにつくことが大事なのです。


4 まとめ

赤ちゃんは決してママを困らせたくて泣いているわけではありません。


赤ちゃんの眠りは大人よりずっと浅く、夜中に起きることは自然なことなのです。


しかし、赤ちゃんが寝入るときと軽く目を覚ましたときの状況が違うと心配で更に泣いてしまい、睡眠サイクルが崩れてしまいます。


原因がわかれば解決は簡単!と思いきや、


「実際はそんな簡単ではないでしょ。」


というのがママさんの本音だと思います。


次回のブログでは、「夜泣き改善はこれだけ!簡単3ステップ!」と題して、


夜泣きに対しての具体的なアプローチ方法をお伝えしていきます。



 

皆様からの疑問、ご質問は随時募集中です!


どんな質問でも結構ですので、気になったことは聞いてみてくださいね!


本日もお読みいただき、ありがとうございました。


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